Shimizu Architects Co. Ltd. 大阪・伝統と現代をつなぐ建築設計

作品集 / 01

空間の記憶を
かたちにする。

大阪と京都の町並みに残る時間を読み、暮らしの明日まで設計します。住宅、公共建築、保存改修の現場から、素材と光の答えを紹介します。

大阪の町家を改修した住まいの中庭、木製格子と柔らかな自然光

選ぶ / 02

土地の声を読む。

敷地の履歴と使い手の動線を重ね、図面だけでは伝わらない居場所まで見せます。

京都の町家保存改修、格子戸の外観と左官壁の路地
住宅 / 2023

京町家の余白

暗がりを残しながら、奥の庭まで風を通した住まい。

奈良の現代住宅、杉板の壁と大きな開口から庭を望む外観
住宅 / 2022

奈良の光庭

家の中心に小さな庭を置き、季節の変化を毎日の景色にした。

堺の公共ホール、木架構の大空間と客席へ続く階段
公共 / 2021

堺の音場

木架構のリズムで、人が集まり声が響くホールをつくった。

東京の店舗内装、和紙の建具と棚に並ぶ商品を照らす間接照明
商業 / 2024

東京の小さな店

淡い和紙の光が商品と客の距離を近づける店舗内装。

木曾檜と淡路瓦、土壁の素材サンプルを設計机に並べた様子
完成した建築42件
保存改修の年数18年
拠点大阪

設計の視点 / 03

ディテールと素材

木曾檜は手に触れる場所へ、淡路瓦は雨を受ける屋根へ。土壁は湿度を調整し、和紙建具は昼と夜の境目をやわらげます。素材を先に決めるのではなく、敷地の気候と使い方から選びます。

照明は器具を目立たせず、陰影の深さを整えます。図面、原寸模型、現場の職人との納まり確認を重ね、左官職人や工務店と同じテーブルで細部を決めていきます。

進め方 / 04

一枚の図面から。

調査から引き渡しまで、判断の根拠を共有します。段階ごとに確認できます。

場所を測る

古い図面と現地の寸法を照合し、光、風、音の入り方を記録します。

調査の内容

周辺の町並み、既存材の状態、法規条件をまとめ、残すものと変えるものを整理します。

形を試す

平面図と模型を行き来し、家族や利用者の動きに合う寸法を探します。

設計の確認

素材のサンプルと照明の明るさを現場で確かめ、予算と工期に合わせて優先順位を決めます。

現場で整える

職人と納まりを確認し、図面の線を実際の手触りへつなげます。

協働の体制

工務店、左官、建具、照明の担当者と定例を行い、変更点をその場で記録します。

声と相談 / 05

建てる前に、
話しましょう。

「古い梁を残す判断に、寸法と費用の根拠がありました。家族も工事の進み方を理解できました。」

寿恵 岩下 / 住宅施主

保存すべきものと更新する場所を、現地調査の初日から具体的に示してくれました。照明の実験を夕方に行ったことで、町家の暗さを欠点にせず活かせました。工務店との打ち合わせにも設計者が同席し、細かな納まりまで話が止まりませんでした。

Yoshio Nakaizumi / 改修工事担当

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